COLLECTIONコレクション

円花 まどか

角のない丸みを帯びた窓からの景色は、いつにまく静謐で優しい。 円は欠けることのない無限。全てが始まりでもあり終わりでもあるという悟りの思想から、 日本でも古くから茶室や書院造にこの窓が設えてある。 円相に切り取られた花模様は、全体像を見せてはくれない。各々の想像力に任される。 ベースカラーは、紺と黒の2種類。 あなたには「己をうつす鏡」からどんな世界が広がっていますか。

Gingham ギンガム

陽だまりの中、ベンチに座って。爽やかな風に吹かれた芝生に寝転んで。 バスケットには好きなお菓子と飲み物が。いつまでも幸せな時間が続きますように。 ギンガムチェックからは、ノスタルジックでスイートなひとときの予感がする。 カラーは、オレンジとオリーブの2種類。 暖かくなってきたから、大切な人と思い出を作りに、この服と一緒に。

Clematis クレマチス

細く華奢な蔓からは想像できないほど、色鮮やかで大きな花を実らせる。 そのアンバランスであやうい姿に、人々は心を奪われるのだろう。 花言葉は、「精神の美」 「旅人の喜び」。 ベースカラーは、カーキとパープルの2種類。 TOMO COLLECTIONが、新たにときめきを咲かせます。

Spidercharm スパイダーチャーム

こぼれ落ちそうな大切なものを繋ぎ止める、儚くも強い網の目。 鍵や南京錠、リップにカクテル、三日月…。一人ひとりの内側にお気に入りの チャームコレクションが沢山引っ掛けてある。 どれもあなたを幸せに導くパワーを秘めて。 ベースカラーは、レッドとブラックの2種類。 自分では気づいていない魅力が、光を受けて輝きを放つ。

MY RIBBON マイ リボン

ステッチやドットの心くすぐるディテール、色や線の何気ない組み合わせ…。 説明できないけれど、どこかすごく気に入ったから取っておいたリボンのような、 親密なコレクション。 ベースカラーは、ラベンダーとブラックの2種類。 あなたの身の回りにあるものは、無造作にセレクトしたようでいて、自分のこだわりであり おしゃれ。「MY RIBBON」もそんな日常に加えてほしい。

Belltessen   ベルテッセン

TOMO COLLECTIONのスタンダード柄となった、「ベルテッセン」。 2017年の発表以来、素材や色を変えて進化してきました。 今回は、定番ブラックに加え、スカイブルーが新登場。 たおやかで、凛とした佇まい。あなたの側で花開く。

Noroshi のろし

十二支の中で唯一、空想上の生き物である「辰」。 字本来の意味は、陽気が動き草木がよく成長し形が「ととのう」状態をいう。 脈々と生命の鼓動を轟かせ、力強く高みへと昇っていく姿に畏敬の念を抱く。 ベースカラーは、紺色と薄灰色の2種類。 私たちが見聞きしているもの、知識としているものは、リアルとは限らない。 2024年の幕開けに相応しく、TOMO COLLECTIONが想像を超える驚きと初めての感動の 狼煙を上げる。

薔薇と矢羽根  ばらとやばね

紅と白の薔薇は、若さを誇って美しい。かたや、舞い落ちる花びらは儚げに栄華の終わりを告げる。 伝うのは、雨の雫か蜘蛛の糸か。筋をたどれば凛凛と咲き乱れる花が現れる。 そう、全ては繋がる終わりのない生命の物語。 ベースカラーは、ライトグレーとブラックの2種類。 まっすぐ的を射止めるために。大切な人に辿り着く道標。

Romance浪漫  ロマンスロマン

17世紀頃からヨーロッパの貴族や富裕層で流行した、中国をはじめ東アジアへの憧憬からくる「シノワズリ」。 花や鳥などをモチーフにした装飾品を手元に置き、未知の異国へ思いを馳せたといいます。 ぎこちない文化の解釈も、あくまで西洋の視点に置き換えた「東洋」ゆえ、ロマンが薫る。 カラーは、紺色・浅緑色・淡水色の3種類。 どこにも属さない、理想と空想が作り上げた浪漫世界にいざないます。

orizuru おりづる

長く美しい首と脚、羽色のコントラスト、高貴で孤高な姿態で凛と立つ神秘的な鳥は、 吉祥の象徴とされています。いつからか多彩な色紙でその形を折り、人から人へ思いを運ぶ 役を担ってきました。群れて飛ぶ白と黒の折鶴が、また新たな祈りを繋ぎます。 カラーは、黄土色と紫色の2種類。 混沌とした現在だからこそ、大事に伝えていきたいものがあります。

霜夜鳥  しもよどり

日本には、自然気候の儚く移ろう様を、数日間ごとに区切りで表す「七十二候」という表現がある。 10月23日から27日は、冬の訪れを感じさせる「霜始降(しもはじめてふる)」。 初霜が降りる寒い夜、千鳥が仲間と共に鳴き飛び立つ、美しきパノラマを切り取る。 カラーは、ベージュ×レッドと、ブラック×パープルの2種類。 トラディショナルな柄に、日本の情緒ある季節が息づく。ひとときの出会いを大切に。

sazanka  さざんか

11月7日から11日までのサザンカが咲き始める美しい時期、「山茶始開」。 優しく冬を告げる花の花言葉は、「ひたむきな愛」。 花びらがはらりはらりと散っていき、地面を花の絨毯で静かに染めてゆく健気さから来るのだろう。 寄り添って花と花が重なる無垢な世界に包まれて。 ベースカラーは、黄土色と黒の2種類。 さざんか さざんか さいたみち たきびだ たきびだ おちばたき TOMO COLLECTIONは、日本の「浪漫」を大切に紡いでいきます。

CRAYON piano   クレヨン ピアノ

アップライトピアノとグランドピアノ。色はピンクにグリーン、そしてブラック。 どれも子供が想像して描いたような、無意識で純粋な素朴さをたたえています。 成長につれ失うもの、ただ楽しみたいという好奇心を思い起こさせてくれます。 ベースカラーは、グリーンとブラックの2種類。 自分ではないものになる努力をするより、ありのままの自分でいる時、あなたは最も輝く。

Antique ink   アンティーク インク

2021年春に登場した「アンティーク インク」は、ベージュとグリーンでフレッシュなイメージ。 今期は一転、ディープブルーとバーガンディという、芳醇な大人の女性のための配色。 形と色、明確な区別なくさまざまな情緒が共鳴し、ハーモニーを奏でる。 バイタリティとダイナミズムに満ちた、元気をくれるカラーパレットです。

Angel エンジェル

自らの名前が付いた花の周りを、天から舞い降りて歌い奏でる天使たち。 紫の「リトルエンジェル」は「ひたむきな愛情」、白の「エンジェルストランペット」は「あなたを酔わせる」、 という花言葉が。 音色は光の輪となり花々を優しく照らし、蔓は音符を追いかける。先端には無邪気なあの子の忘れ物が。 ベースカラーは、ライトグレーとブラックの2種類。 目には見えていないが、確かに存在する、幸せのかたち。

Marble markⅡ マーブル マーク

2022年冬に登場した「マーブルマーク」。 ペールグリーンとアイボリー、透明感のある空気を思わせるカラーリングとは一転、 今回はネイビーとブラックという、シックな趣で。 より鮮明に力強く躍動するマーブルが、夏に負けないエネルギーを与えてくれます。

Neon city ネオン シティ

70年代後半から80年代にかけて日本で生まれ流行し、今世界を席巻しているシティ・ポップ。 洋楽の影響を受けた、都会的で洗練されたメロディや歌詞は、非日常的なムードにいざなう。 レコードジャケットに象徴される、ビルのシルエットのイラストが好きだったデザイナー。 グレージュ・ブラックの現代の星空の下、色々な形や高さのビルの窓に光を灯して。 「おかえりなさい」と微笑むあなたに会いたくて今日も家路を急ぐ。描くのは無数の人間ドラマ。

LOU LOU RIBBON ルル リボン

贈り物のパッケージやラッピングは、貰う側も贈る側も心ウキウキさせてくれるもの。 自分用なのに包み紙やショッピングバッグがあまりに素敵で欲しくなり、ついお願いしたりする。 「可愛い」という名のオリジナルリボンも、手元に置いておきたくなるはず。 ベースカラーは、ディープピンクとペールブルーの2種類。 あなたに、とっておきのギフトをお届けします。

Fleur フルール

パリの公園や散歩道にある銀杏並木。何気ない日常が愛おしく感じる。 ふんわり柔かい、葉の絨毯の上をコーヒー片手に散策。 穏やかで充実した時間を閉じ込める。黄金に輝く銀杏を、甘い華やかな花に例えて。 ベースカラーは、ネイビーとブラックの2種類。 目的もなく、気ままに歩を進める…たまにはそんな自由を過ごしませんか。

minamo みなも

目の前を流れる川。 その水面はマクロの視点では穏やかなうねりだが。ミクロの視点では荒々しく変化し動いている。 同じ景色でも、瞬間に自分の心が求めている方向に見え方は変わる。 ベースカラーは、ライトグリーンとブラックの2種類。 あなたには、どんな現在が見えているのだろう。

Little scallop リトル スカラップ

すらりと伸びた身体を赤のロングドレスに包み、グランドピアノの前に立つ歌姫。 いたずらっぽい眼差しを客に向け、無言でリクエストを募る。 アップテンポな調べの心地よさに、目の前の聴衆が波のように揺れる。 ベースカラーは、ライトグレーとブラックの2種類。 魅惑的だが媚びない、キャットウーマン。次は誰のために歌うのだろう。

trio star トリオスター

薄黄、緑、赤紫と、カラフルな葉色で日常を明るくしてくれる「ストロマンテ・トリオスター」。 花言葉は、「強い気持ち」 「あたたかい心」。 情熱的な配色を、ブランドのアイコン、バラに差しました。 ベースカラー、オフホワイトにはピンク・オレンジ・ネイビー。ブラックにはピンク・グリーン・ライトグリーンの花。 きれいなだけでは終らない。強烈な存在感が気になるのは、今も昔も、男も女も同じ。

Swallow スワロー

和紙をちぎる、並べる、重ねる。直線も曲線も偶然に生まれるもので、一つとして同じ形はない。 柄や色の変化で遊びながら、めくるめく四季の移ろいを一同に楽しむ「道長取り」。 時も空間も区切りがあるようで、間を自由に行き来するのは、道先案内役の「つばめ」。 ベースカラーは、赤と黒の2種類。 裂かれてジグザグに出来た道を切り開くのは、誰あろう自分自身。幸せの鳥が旅路を見守っています。

GLAM FLOWER グラム フラワー

名もない透明な花に、思いのまま色を乗せてみる。 男性が化粧を施し、女性がタキシードスーツを着て、初めの一歩を踏み出したのと同じ空気感。 刺激的で妖艶な効果に高揚した日々が甦る。伝説のロックスターがカルチャーシーンを塗り替えたように。 ベースカラーは、ラベンダーとペールブルーの2種類。 魅力、は生まれながらのものではなく作っていくもの。新しい自分の可能性の扉を開けよう。

5ARCH   ファイブ アーチ

デザイナーの故郷、岩国が誇る五橋。優美な曲線と堅固な礎に伝統の技が光る。 複雑に試行を繰り返して完成するものもあるが、最初から一気呵成に出来上がるものもある。 幾度となく眺めた姿を思い浮かべて、迷いなく5つのアーチを一筆で。 ベースカラーは、サンドベージュとブラックの2種類。 瞬間だからこそのエネルギーを感じて。

CLASSY クラッシー

「一流の、上品な」洋服には、経験に裏打ちされた感性が薫る。 設立から6年経ち、古きも新しきもミックスさせながら変化し続けてきたブランドの、これからの物語。 詩仙堂とトモコレクションのイニシャル、「S」と「T」にスタッズをあしらったアイコンが、バイカラーの波間に揺れる。 カラーはネイビー×テラコッタ、モカ×ダークチョコレート、ホワイト×ディープグリーンの3種類。 今のクラシックを、追い求めて。

JOYFUL ジョイフル

一人一人、違う色、違う花を持って生まれてきます。 家族や友達、パートナーと出会うことで共鳴し新たな色花が生まれ、未来へと続いていくのです。 どのファミリーツリーも明るく、温かい希望の光に満ちています。 ベースカラーは、グリーンとブラックの2種類。 あなたも、あなたの周りも、幸せな笑顔に包まれますように。

Bunny skip バニー スキップ

ぼくはのやまをとびはねる  だっておなかをすかせたなかまがまってるんだもの  なみしぶきのようにまうはなびらをめじるしに  ぼくのあしあとをたどってくればしあわせになるんだって みんなわらうんだろうな  なにももってかえらなかったら  でもきみのためならぼくはがんばれるんだ 2023年の始まりを告げる、生命の脈動。永い助走の後、いよいよ跳躍の時に願いを込めて。 ベースカラーは、ピンクとブラックの2種類。 日本には、美しい伝統が、未来ある発見が、まだまだある。一緒に見つけよう。

Marble mark   マーブル マーク

貝や動物の遺物が長年海の底で堆積し、マグマの熱と圧力で再結晶して出来る、奇跡の石。 予測できない、統一性もない色と形が、唯一無二の枠組みを作る。 それは自由な自然の中で生きた証し。浮かび上がるのは人生模様。 ベースカラーは、ペールグリーンとアイボリーの2種類。 素材や色、どんな組み合わせでも、あなたらしく誇らしく。

夢つつじ

歩みの季節、決意の朝。デザイナーの記念写真には、いつもきれいなつつじの花が彩りを添えてきた。 時折自分の歩みを振り返ると、現実だったのか空想なのか曖昧になり、夢見心地になる。 1年の終わりと、始まりの一年に。追憶の夢つつじ。 ベースカラーは、紺と黒の2種類。 大切な瞬間を、これからもあなたとともに。

霞鳥 かすみどり

連なって飛ぶ鳥を思わせる、千鳥格子。 小紋で使われることが多いが、TOMO COLLECTIONはあえて大胆に。 輪郭がかすんでとけこみ、いずれ一羽の大きな鳥になる。 カラーは、グレー・ブラックの2種類。 定番といわれる物や既成の価値を見つめ直し、新たな価値を創造する旅は続く。

JamⅡ  ジャムⅡ

2020年冬に大人気だった「Jam」。 今冬、ブラックに加え新色のアイボリーとともに再登場。 次は誰とセッションしようか。 ドキドキしながら新たな出会いに胸ときめかすコレクション。

Paisley  ペイズリー

イランやインドからイギリスへと渡り、日本にも浸透したこの連続の植物文様。 羽根やレースを思わせる軽やかさで、布の上を乱舞する。 勾玉にも似た形は、捉えどころのない神秘性もはらむ。 ベースカラーは、ブルー・グリーン・ベージュの3種類。 エスニック薫る秋のコレクション。異国への憧れを抱いて。

Otome Calla  おとめカラー

流れる水のようにうねる茎、清らかで凛とした佇まいで立とうとする花、カラー。 リアリティとノスタルジーを行き来する、生成と生長のモダン・ダンス。 多感な静と動、表裏一体の世界のバックグラウンドを覗いてみたくなる。 ベースカラーは、グリーン・パープル・ブラックの3種類。 「乙女のしとやかさ」の意味を持つ花々に囲まれて、いつまでも清浄な心である続けたい。

傘ならべ

鳥が空から俯瞰で眺めているような景色。通りをたくさんの大小の番傘が行き交う。 すれ違う時に傘の先が触れないよう、気遣いながら距離を保ち歩を進める。 差している姿かたちは見えない。どんな気持ちで何処へ向かい、誰と会うのだろう。 大正ロマンの世界を彩る豊かな文様の中で、特にデザイナーの好きな蛇の目傘に焦点を。 ベースカラーは、パープルとグレーの2種類。 あの頃の賑わいと華やぎが、日常に戻ってきますように。

Boogie cat ブギー キャット

ブギウギのリズムでスウィングするピアノの鍵盤。その上を軽快に歩く猫たち。 想い人とつながる赤い糸のような音色を追いかける。 捕まえようと前足を伸ばしたり。少し休憩とばかりに佇んだり。 冒険は続いていきます。 ベースカラーは、レッドとブラックの2種類。 秋の街散策が待ち遠しい、心浮き立つコレクション。

MOD CROSS モッド クロス

各時代にそれぞれの「モード」があり、他方向で「クロス」し影響し合うことで、新たな潮流が生まれる。 限られた色、垂直と水平の線、大小の面で構成された秩序と均衡。 「コンポジション」という名の抽象絵画を思わせる。この言葉は、「組成」の他に「作曲」という意味も。 まさに、TOMO COLLECTIONが大切にしている普遍的な主題。 ベースカラーは、モッドネイビーと、モッドブラックの2種類。 秋に相応しく、アートと音楽、そしてファッションの香りを纏わせて。

Japonica ジャポニカ

動植物やものの名前に冠される「ジャポニカ」。欧米人の日本趣味を指すことも。 「日本らしさ」で連想されるのは、今や海外からの影響を受けたイメージかもしれない。 曖昧ながら縛られることの多い、昔から変わらない概念。今の流れに合わせて変えてみたい。 バラとスズランで編まれたガーランドから見えてくるものは、私達の日本列島。 ベースカラーは、グレーとブラックの2種類。 全てを解き放って生まれる、新しい「日本」の美がここに。

JAGGY POP

何も怖くなかった、あの時代。町はエネルギーに満ち、刻々と姿を変える。 人々は歩みを止めない。間を縫うように、ジグザグなルートを颯爽と駆けるレトロモダンガール。 モータウンビートが似合う、イギリスの青春ドラマのワンシーンを切り取って。 カラーは、ベージュ×ブラック、ブラック×ピンクの2種類。 羽目を外し道を逸れても、迷わず先に進む。ゴールは自分だけが知っているから。

四織 しおり

俳句に「季語」が欠かせないように、日本人は昔から四季を身近に表現してきました。 春は桜を愛で、夏は花火を楽しみ、秋は紅葉を訪ね、冬は雪を眺める。 暑さ寒さだけでなく、自然の変化や四季の行事から季節を感じることが、日本文化の一つ。 桜、ホタルブクロ、月、鷲、松、風、雪が織り成す、雅な1年の景色模様。 ベースカラーは、ネイビー・ブラックの2種類。 記憶は、季節があるからこそ鮮明に思い出される。あのときも、これからも、四織とともに。

瑠璃 るり

仏教において、貴重とされる7つの宝の一つ、瑠璃。 紫を帯びた濃い青は神秘性を帯び、荘厳な雰囲気を漂わせています。 つい最近まで自然界には存在しなかった青いバラに、瑠璃色を。 ベースカラー、ホワイトとブラックにグラデーション美しく咲き誇ります。 花言葉は、「夢かなう」。静かなる情熱に願いを込めて。

Strings

奈良時代から現在まで神楽など神事に使われている弾きもの、和琴。 自然の響きを象るといわれる六本の弦を、デザイナーは十三の花々で形作りました。 ベースカラーのブラックに咲くのは、ガーベラ・水仙・サンダーソニア・金魚草・ストック・ スイトピー・カラー・ミヤコワスレ・アマリリス・アネモネ・なでしこ・マリーゴールド・ツルバキア。 音色は奏者の心が決めるといいます。貴方はどんな音を奏でますか。

STC

円形を題材にした作品を多く残した抽象画家がいました。 ひとくちに円といっても同じものはなく、線の幅や滴る絵の具は豪快に見えて緻密に計算されたもの。 今回のテキスタイルは、因習を打破しようとした先駆的な彼の作品を思い起こさせます。 現代に生きるデザイナーは、自らのブランドロゴを破壊、再構築し描いてみせました。 オレンジとブラック、2種類のバックに浮かび上がる力強いホワイトの曲線からあふれる情熱。 あなたが着て完成する。コンテンポラリーアートの一部になるような感覚で。

Peacock

美しい羽根を広げる孔雀。伝説上の生き物である鳳凰に似た、威厳。 その華やかさから富や繁栄を、生命力の高さから子孫繁栄・災厄回避を意味する吉祥文様として 日本で古くから愛されています。 当たり前のように流れる、森と川を舞台にした自然との時間を、同系色のグラデーションで魅せる。 ベースカラーは、ナチュラルグリーンとアクアブルーの2種類。 リラックスして感じるままに装って。

Urban studs

80年代の流行がリバイバルしています。 ファッションだけでなくライフスタイルやインテリアなど、疾走感のあるトレンドを反映。 飛ぶように夜景が通り過ぎる自由気ままなドライブのイメージで、鮮やかなラインとスタッズが連なる。 輝くスターとハートが、二人のゴールへの道しるべ。 カラーは、ダークグリーン×レッドと、ブラック×ブルーの2種類。 シティポップな世界観を共有してほしい。

Disco ディスコ

喧騒が今となっては懐かしい、ミラーボールが乱反射するきらびやかな夜。 踊るは、デザイナーの好きなものたち。浮世美人に赤富士、金魚、虎、化粧道具におしゃれ小物。 古くても時代を経て新しく感じたり、西洋生まれなのにどこか和の心に通じる… 個性豊かで雑多な集合体がまとまり馴染む様は、一座建立という言葉が相応しい。 ベースカラーは、ブルーグリーンとブラックの2種類。 和と洋が織り成す共鳴音。「ディスコの世界へようこそ。」

Lilac fields 2022 ライラック フィールズ

2017年に花開いた「ライラック」。花の色や間隔を変え新たに咲き誇ります。 花びらは通常4枚、もし5枚の花を見つけたら誰にも言わずその花を飲み込んで。 愛する人と永遠にいられるロマンティックなラッキーチャムを忍ばせています。 ネイビーベースにホワイト×シルバー、ブラックベースにクリーム×ゴールドの2種類。 自分だけの秘密のおまじない、こんな時代だからこそ大事にしてほしくて。

Tricolore amie 2022 トリコロール アミ

2017年初夏に誕生した「トリコロール アミ」。それぞれ「三つの色」「仲間」を意味します。 混ぜたり重ねると変化する色が、並列に置くと個性を発揮しながらお互いを輝かせる様は美しい。 まばゆい光線を思わせる力強い存在感、新しいカラーパレットでお届けします。 グリーン×ブラック×ホワイトと、ベージュ×ブラック×ホワイトの2種類。 ボーダーの新しい定義を、TOMO COLLECTIONから。

月花 ゲッカ

宇宙旅行に誰もが出かけることが可能な時代。近い存在だけど未知の星、月に思いを馳せる。 重力の乏しい空間に花が咲いているとしたら、どんな花だろう。 デザイナーが描いたのは、艶やかな絹糸で織られたような夢幻花。 儚げに揺れる先には、「芒に市松月」の札が舞い兎が戯れる。 ベースカラーはグレー・ダスティパープル・ブラックの3種類。 答え合わせをする日まで、あれこれ想像を巡らす豊かな時間を大切に。

Bremen ブレーメン

人間に捨てられ食べられそうになっていたロバ・イヌ・ネコ・オンドリが、音楽隊に入れてもらおうと ブレーメンを目指す旅物語。 最初は孤独だった個々が出会い、力を合わせ知恵を絞り泥棒を退治します。 どんな時でも側に仲間がいる!協力し合い助け合うことの大切さをポップに可愛く描きました。 ベースカラーは、ブラックの1種類。 2022年も、TOMO COLLECTIONはハッピーになれる新作を届けていきます。

HUG DOT ハグドット

TOMO COLLECTIONの初期に発表した「HUG WRAPPING」。 斜めに走るストライプのリボンに抱きしめられているかのような、優しさに満ちた柄でした。 新たに、無数の小さな金の粒で出来た流線を、身体を包むように描きました。 ベースカラーは、ペールグリーンとブラックの2種類。 満天の宇宙と自分が一体となったような感覚を体現して。

ロマン時計 ロマンドケイ

小さな胸にいっぱい息を吸いこみ、懸命に膨らませた紙風船。 友達との間に広がる空間を頼りなげにふわふわ漂うそれを、精一杯手を伸ばし 打ち返す懐かしい音。風の戯れに風車が回り始め、心の秒針が時を刻む。 おもちゃはどれもレトロなロマンカラーで彩られ、大人になった今も変わらず側にある。 ベースカラーは、ブラウン・オフホワイト・ブラックの3種類。 形は違うけれど皆きっと持っている、ロマン時計。止まった時を動かそう。

GALAXY ギャラクシー

天にあまねく無数の星。金色の大きな扇から渦を巻き流れ舞う天の河。 私たちが地上から見る星たちの輝きは、遥か遠い宇宙で起きている一欠片のドラマ。 ベースカラーは、ネイビーとブラックの2種類。 無限の想像力は、それと同じだけのロマンを生む。 向こう側にいる思いびとに届きますように。ほんの少し勇気をくれる服。

アカネ

「万葉集」で額田王がこの名を詠んでいます。 『あかねさす  紫野行き  標野行き  野守は見ずや  君が袖振る』 赤く色づくことを意味する枕詞で、花は存在しません。 TOMO COLLECTIONは、これまで数多くの花をテキスタイルに咲かせてきました。 2021年秋、日本の美しいこの濃赤からインスピレーションを得て、空想の可憐な花が息吹きました。 ベースカラーはダークグリーン・ホワイト・ブラックの3種類。 まるで日が昇り沈むのが自然であるように、有象無象の枠を越えた創造を。

DJANGO ジャンゴ

TOMO COLLECTIONの代表的な柄といえば「Jam」。 子供と大人に共通する可愛さを表現したものです。 今回、デザイナーの好きな音楽・アーティストにオマージュを捧げ、大人のクールさに 滲む可愛さを表現しました。 歌って踊りたくなるようなベルギーのジプシースウィング。 ベースカラーはブラック1種類。 ピアノ・ギター・コントラバスのセッションで生まれるジャジーな空間を感じてくれたら。

GRETEL ROSE グレーテルローズ

淡いクリームの花色にサーモンピンクがアクセントの、大輪の花。 名前の由来は、グリム童話の有名な兄妹から。 魔女に捕らえられた兄を救うために、幼い妹はいざという時に勇気を出しました。 シンプルに花を、大胆に大きく描きました。 ひらひらと可憐な見た目ながら凛とした佇まいに、憧れを抱きます。 ベースカラーは、グレーとブラックの2種類。 TOMO COLLECTIONの花々は、貴方のために咲き続けます。

SEIGAIHA 青海波 セイガイハ

縁起の良い吉祥文様のひとつ、青海波。 半円形を鱗状に並べることで「波」を表現。無限に広がる海を感じさせ、未来永劫続く平和への願いが込められています。 デザイナーの故郷、岩国の名橋錦帯橋にも重なる柄。波の上に浮かぶ泡(ドット)がオリジナル。 ベースカラーは、ブルーとブラックの2種類。 「和柄」の伝統に現代の感覚を、TOMO COLLECTIONから。

DAISY デイジー

デイジーの名前の由来は、Day's eye(日光の目)。 これは、太陽の絵を描きし時、日本人は赤に対し、ヨーロッパ人が黄色を用いることに起因します。 花の中心が黄色く太陽の目のようで、花びらが無数の輝く光線の形に見えるデイジーは、 昼間だけ花を開き、光が届かなくなる夜には閉じてしまう儚さが魅力。 ベースカラーはワインレッド。 デザイナー・タムラトモの思い出と共に、特別な「Daisy」をプレゼント。

PEARL パール

自然の恵み、パール。貝の中で時間をかけて育まれ、開けて初めてその姿を現す神秘性は、 永年の眠りから覚めたおとぎの国の姫のよう。 「月のしずく」「人魚の涙」に例えられる石は、どれひとつとして同じものがない。 だからこそ、年を重ねても代が変わっても人々を魅了してやまない定番となりうるのです。 パールが光を反射する表情を月の満ち欠けになぞらえ、白と黒でモダンシックに。 光と影の間から「TOMO」のモノグラムを浮かび上がらせて。 タイムレスに、色褪せることない、上質のものづくりをこれからも。

SERENADE セレナーデ

夜毎、気持ちを伝えたくて好きな人が佇む窓辺に向かい、ギターを爪弾く。 いつか届いてほしい思いを旋律に乗せて。 気が付けば、レースのように繊細な蝶と清らかな青い鳥が舞う側で、僕はカエルのプリンスに 姿を変えて可憐な虹花の君に寄り添う。 現実と空想が溶け合い、いつしか空が仄白くなると残るのは、明るい希望に満ちた愛の歌。 ベースカラーはライトブルーとブラックの2種類。 再生・幸福・豊穣の象徴をロマンティックに描いた、夢見心地に誘うコレクション。

百合時雨 ユリシグレ

金色の雨と銀色の風。絹糸のようになめらかでやわらかい。 凛と佇む白い百合を優しく包み、まとう芳香を遥か彼方の地へ運ぶ。 目も眩むような美しい情景が、アール・ヌーヴォー様式のデザインに昇華。 ベースカラーはブルーとブラックの2種類。 日本の趣のある四季の移り変わりを、「衣」で愛でる。

TULIP SOUP チューリップスープ

冬の終わり、春の訪れ。寒さと暖かさが交互に感じられる時期に健気に芽吹く花、チューリップ。 ほっこり温かい気持ちになるのは、手のひらで包みながらカップ一杯のスープを口に運ぶ時のよう。 グリーン・グレーのベースにはピンク、ブラックのベースにはホワイトのチューリップを咲かせました。 北欧風の可愛いテキスタイルで、癒しのひとときをお届けします。

MOSAIC モザイク

小片を寄せ合わせて埋め込み、絵や模様を表す装飾美術の技法-モザイク。 石・タイル・有色無色のガラス・貝殻・木など、不揃いでもいびつでも傷があったとしても当てはめていくと 必ずぴったりの場所が見つかる。時にはあえて完全な物を壊してパーツを作ることも。 点と線、面の交錯により、見る位置や角度を変えると違う景色が広がるマスターピースがここに。 キーカラーは、イエロー・グリーンの2種類。サブカラーにホワイト・ブラック。 既成概念にとらわれない自由な発想。TOMO COLLECTIONのクリエーションに息づいています。

RUBY ルビー

女性なら誰しも憧れを持つ宝石。無色透明からキャンディーカラーまで、ため息が出る美しさ。 中でも和名で「紅玉」といわれるルビーは、思わず食べてしまいそうな甘くて艶のある赤が人気。 デザイナー・タムラ トモは、薔薇・りんご・いちご・さくらんぼにその特別な赤を纏わせ、 お気に入りの柄かたちのアンティークカップたちに浮かべました。 ベースカラーは、レッド・ブルーグリーン・ブラックの3種類。 自然界でいくつもの偶然が重なって出来たルビーレッド。それは人とのつながり愛の育みに似て。

ANTIQUE INK アンティークインク

物や色、個々はどれも美しい。置かれる環境や一緒に並べる物、色によって美しさが増す。 作られた時代や材質が違っても、組合せてえもいわれぬ味を出す。 どれか一つが秀でているのではない。接しなじむことで生まれる「調和」の美。 注意深く配置された大小の色の群像は、モンドリアンの抽象絵画のよう。 ベースカラーはグリーンとベージュの2種類。アイボリー、グレージュ、ブラックがサブカラー。 アンティーク調なのに、どこか今の香りがする。それがTOMO COLLECTION。

ARROW CHECK アローチェック

紡ぎ続かれてきた「千鳥格子」に、デザイナー・タムラ トモが新しい解釈を。 同じく古くから馴染みのある矢羽柄とのフュージョン。 愛の天使キューピッドがハートを射抜く矢。ラッキーモチーフをこっそり忍ばせて。 ネオ・ジャポニズムの香り漂う、小粋で洗練されたコレクション。 凍てつく寒さもはねのけて、凛として進もう。

CLIP LAMP クリップランプ

漆黒の夜の帳。いろいろな形の窓に灯る光は、あたたかい。 フレームに切り取られたのは、わたしとあなた、誰かの人生模様。 その一つ一つの美しい情景を集めたら、素敵な模様になりました。 ベースのブラックに、クリームやオレンジ、ピンクを乗せて。 ありふれた日常が、こんなにもいとおしい。ちょっぴり懐かしい気持ちにさせてくれるコレクション。

JAM ジャム

デザイナー・タムラトモが、ファッションと同じく情熱を注いでいるもの。音楽。 パートはギター。そして大好きな仲間、ピアノ・アコーディオン・バイオリン・トランペット。 即興なのに共鳴しあう音色に酔いしれる。その感覚は、香水を身に纏った余韻に近い。 ハートフルなセッションの熱量に少し甘酸っぱくガーリーなムードをプラスしたくて、共通の言葉 「ジャム」を名前にしました。 ベースカラーは、ネイビーとブラックの2種類。 好きなものに囲まれていると自然と笑みがこぼれる。その喜びを共有したくて。

TRAD MARK トラッドマーク

TOMO COLLECTIONがスタートして5年目。 数々のテキスタイルを作り出してきましたが、その中でも「伝統」「定番」に位置づけられるもの。 水玉。スタッズ。 大きさやピッチ、配列を変え、ハートや菱形をアクセントに。全く新しいイメージに。 ベースカラーは、グリーンとブラックの2種類。 これからも、受け継がれてきたものを大切に変化を続け、あなたを魅了します。

FAIRY MOON フェアリームーン

「高潔」「誠実」が花言葉のフランネルフラワー。 多くは白い花ですが、デザイナー・タムラ トモが恋したのは淡いクリーム色の「フェアリームーン」。 全体を覆う細く柔かい毛がフランネルのような質感、これからの季節にぴったりの温かみを届けます。 花々に誘われて、その名にある妖精が1人羽ばたいています。ピュアな気持ちで見つけてみて。 ベースカラーはワインレッドとブラックの2種類。 どんなときも、ときめきを忘れないように。

NOCTURNE ノクターン

ステイホームという新しい生活形態。友人や仲間と会い語らう機会が減る中、家で過ごす時間。 静寂だからこそ聞こえてくる音。夜だからこそ見えてくる光。 立ち止まるからこそ、感じられる生命。 自分自身と向き合う大切なひとときに自然と聞こえてくる調べ――――ノクターン「夜想曲」。 ベースカラーはネイビーとブラックの2種類。 凛として真っ直ぐ上に伸びる花は貴方、周りに浮かぶ淡く温かい光は希望。 TOMO COLLECTIONは、どんなときもそばに。

シズク

あなたは、いろんな「雫 - しずく」でできている。 懸命に生きている証しとして流れる「汗」。 感情のおもむくまま、人知れずこぼす「涙」。 滴り落ちる一粒一粒をハンギングオーナメントに見立て、こっくりとした深みのあるベースカラー、 レッド・グレー・ブラックに乗せて。 耳を澄ませば、秋風に可愛く揺れる静謐で穏やかな音色が。心が和むニューコレクション。

EVER GREEN エバーグリーン

市松模様の大輪の花は、これからどんな時代になろうとも咲き続ける芯の強さを持ち、 桜のバトンは、変わらないものを受け継ぎながら新しく変化する未来へ思いを託す、優しさ。 「不易流行 X JAPAN2020」。デザイナー・タムラ トモの大切にしているマインドを形に。 ベースカラーは、ブラック1種類。 たおやかに、しなやかに。日本女性の変わらない本質を世界に。

FLORAL DAYS フローラルデイズ

デザイナー・タムラ トモは、毎年この時期になると名もない花の群れを描き 届けたくなるといいます。 「花がないのなら、いつも側に咲かせてみせよう。」 百花繚乱。こんな時代だからこそ日々の気持ちを華やかにする、ファッションの力を 信じて。 ベースカラーは、イエローとブラックの2種類。 どんなに離れていても、私と貴方はつながっている。トモコレクションからのメッセージ です。

RIVER ROSES リバーローズ

ゆっくりと流れる川面の複雑な渦、うねり。反射した光の揺らめきの儚き美しさ。 デザイナー タムラ トモは、初夏の清流を埋め尽くす虹の粒列を、バラのガーランド(花綱)になぞらえました。 バラのどこかに、ラッキーチャーム・ハートを忍ばせているので見つけてみて。 ベースカラーはグリーンとブラックの2種類。 至福の芳香に包まれる、甘美な瞬間をあなたに。

LITTLE SCALOP リトルスカラップ

little-可愛らしい。トモコレクションには欠かせないスパイス。 scallop-柔らかな曲線を描く半円の連続。穏やかな波のしずくたち。 スウィートでガーリーな世界観は、トモコレクションラヴァーにぴったり。 ベースカラーは、ブルーとブラックの2種類。 夏の思い出を刻む時、常に寄り添っていたい。そんな願いを込めて紡ぎました。

SHEER GARDEN シアーガーデン

ありのまま自然体の自分を、透明感ある花々がレースのように優しく包み込んでくれる感覚。 マットなテクスチャーに、繊細なフラワーモチーフのレースを重ねたように見えるトロンプルイユ。 ベースカラーは、ベージュ・ブラックの2種類。 エレガントモダンの流れを汲むシリーズです。

RETRO RIBBON レトロリボン

きれいに包まれた箱を開けるときめきは、いつも変わらない。 その瞬間を忘れたくなくてしまっておいた、無数のアンティークレトロなリボンたち。 たぐりよせ 交わり 結ばれ ほどかれ たゆみ 変化しながら最後はまっすぐな元の姿に帰る。 お気に入りの一本を巻きつけたような、プライベート感のあるデザイン。 ベースカラーは、グリーン・ネイビー・ブラックの3種類。 あなたのとっておきのひとつになりたくて。

PETAL SWING ペタルスウィング

一陣の風のいたずらで目の前に広がるのは、美しい花嵐。 宙を舞う花びらは、風と戯れるように自由にスウィングする♪ ピンクのグラデーションとホワイトの可憐なペタルが全身を優しく包み、幸福感に満たされる。 レトロムードなフラワードットの中に、リップとリップスティックを忍ばせてほんのりセクシーに。 ベースカラーは、グレー・ブラックの2種類。 トモコレクションからあなたへ、一足早い春をお届けします。

POPPY FLOWERS ポピーフラワーズ

花言葉:いたわり 思いやり 恋の予感  赤*慰め 感謝  白*眠り 忘却  色鮮やかで可愛く、どこか懐かしさを感じる花を探していたら出会いました。名前は、ポピー。 丸みを帯びた色とりどりの小ぶりな花が春のそよ風に揺られる様は、桃源郷。 そんなポピーの一本一本を、玉かんざしのように縮緬に差し込んで。 ベースカラーは、ネイビー・グリーン・ブラックの3種類。 レトロポップでキュートな世界観にひたって。

凛花 リンカ

~立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花~ 女性の繊細な仕草や話し方など、女性の魅力が輝く所作における「美しさ」を表現した言葉です。 花の佇まいになぞらえて出来た言葉ですが、もう一つの由来はそれぞれの花を最も美しく鑑賞する ための姿勢から、とされています。 女らしさの匂い立つ三つの花と、日本女性の艶髪を彩ってきたかんざしを融合。 ベースカラーは、パープル・ブラックの2種類。 2020年、凛とした花のような小粋な女性が街にあふれます。

落花流水 ラッカリュウスイ

はらはらと散り落ちる花。水面に浮かびあてもなく流れていくようで、行き着く先は決まっている… 「落花流水」という美しい日本語は、男女の気持ちを例えた表現だとも言われています。 身を任せたいと思い落ちていく花(男)と、情を持って受け入れ共に流れていたい水(女)。 片時も離れず一緒に遠くへ行こうとする様は、男女の相思相愛への願いと重なります。 カラーはホワイト・ブラックの2種類。 存在の儚さや過ぎ行く時の虚しさを嘆くよりも、出会えた奇跡を喜び分かち合おう。 デザイナー・タムラトモ

MARGUERITE HEARTS マーガレットハーツ

「好き、嫌い、好き…」「信じる、信じない、信じる…」 少女だった頃、胸の内にある思いを花びらの一枚一枚に託したことが一度はあるはず。 花占いに好んで使われてきたのがマーガレット。 特に白いマーガレットは、「秘めた愛」「信頼」という花言葉の他に「恋占い」が含まれるほど。 少女たちの問いにはほとんど思い通りの答えが返ってきていましたが、そこには優しい秘密が。 マーガレットの花びらは、基本奇数。「好き」からはじめれば「好き」で終わる。 ベースカラーは、ネイビー・ブラックの2種類。 大人になったあなたの背中をそっと押して応援してくれる、満開の花々に抱かれて。

STAY GOLD ステイゴールド

しなやかで強い印象のアニマル柄に、権威の象徴である王冠を散りばめて。 気分は、圧倒的に華麗なオールドムービーの女優。 「いつまでも輝き続けられるように。」そんな思いをのせて全ての女性へ。 デザイナー・タムラトモからのスペシャルギフトです。

SHIPPO シッポウ

家紋は、古く鎌倉時代を発祥とし、家々の由緒や家系を表すものとして代々伝えられてきたシンボルマーク。 自然や人工、さまざまなモチーフを鋭い美的感覚でとらえた、ミニマムな意匠。 デザイナー・タムラトモは、その日本文化の象徴から「七宝」を選び、現代に生きる女性たちへ紡ぎました。 七宝を繋いだデザインは、さらなる繁栄や人との縁・関係性の円満を志向し、縁起が良いとされています。 カラーはブラウンとブラックの2種類。 「不老不死」の意味を持つ蝶の文様を忍ばせたので、探す楽しさも。

CANDLE NEON キャンドルネオン

デザイナー・タムラ トモの好きな言葉に、「火樹銀花-かじゅぎんか-」があります。 「火樹」は周りの灯りで赤く燃えるようにみえる樹、「銀花」は銀白色のきらびやかな光。総じて町の夜の灯りや花火の火が 輝く様を表現しています。 幽玄美あふれる情緒豊かな景色を、デザイナーが同じく愛するニワナナカマドで描いてみせました。 光と漆黒の闇が織り成すコントラスト、境界線が曖昧となりいつしか一つに溶け合う間際のぼかしの妙。 めくるめく「詩仙浪漫」の世界へ貴方をいざないます。

ARGYLE PUB アーガイルパブ

デザイナー・タムラ トモは、イギリスで立ち寄ったパブの情景が忘れられないと言います。 古びた壁、薄暗いランプの明かり、葉巻の香り・・・。一人の旅人を居心地よく迎えてくれる店の雰囲気までも鮮明に思い出す、と。 アーガイルは、トラッドを愛するデザイナーがずっとオリジナリティを追求し世に送り出したかったパターンの一つ。 思い出のパブに、時を越え、トモコレクションのアーガイルを纏った女性がカウンターでグラスを傾けている小粋な姿をイメージ。 ベースカラーは、グリーン・ベージュ・グレーの3種類。 実り豊かに、芳醇な秋の新作をお届けいたします。

BALLOON PARADE バルーンパレード

パリの小道の外れにある一軒のアンティークショップ。 ウィンドーには何世紀も前のジュエリーが所狭しと並べられ、行き交う人々の視線を集める。 エナメルでストライプとフラッグチェックが描かれた、スモーキーゴールドフレームのバルーン(気球)ブローチもその一つ。 順番や列など存在せず、何となく集まったカオスに触れ、楽しく幸せな気持ちになる。 そして終わりが近づくにつれ、胸の奥がチクりと痛む。 デザイナー・タムラ トモはないまぜになった感情も含め、「パレード」という言葉が好きで このファンタジーを紡ぎました。 メインカラーは、夕焼けと漆黒の闇を漂うバルーンをイメージしてルージュ・ノアールの2種類。 風に身をまかせるように、Bon voyage(良い旅を)!

薔薇手鞠 バラテマリ

日本に古くからある玩具、「手鞠」。 模様もかわいらしく、平面的な柄を球体にするだけで愛おしさが増します。 今回は、こんな花があったらいいな、というデザイナー・タムラ トモのイマジネーションが、 アイコン化した薔薇を手鞠に見立て、可憐な蔓に結びました。 一陣の風に揺られ、きゅっと固く握られた花びらがやわらぎ、かすかな芳香を漂わせます。 ベースカラーは、ネイビー・グレー・ベージュの3種類。 「ジャパニーズ・モダン」のパイオニア、タムラ トモの美意識を纏って。

CRYSTAL PIECES クリスタルピーシーズ

ダイヤモンドやエメラルド、トパーズ・・・。ため息がでるほど美しい宝石たち。 女性がいつの時代も宝石に魅了されるのは、その輝きや豊かな色はもちろん、完全性、純粋性、永続性に憧れるから。 ただ、カットし磨き抜かれる前の原石は、生まれたままの結晶。 世に出る前は奥深くに埋もれ、色々な環境の影響を受け形を変えるのです。 偶然に結晶の欠片が組み合わさったり、群れをなしたり。 デザイナー・タムラ トモは、軸と面で構成された結晶一つ一つに備わる「秩序と無秩序の美」にスポットを当てました。 カラーは、グリーン・ベージュ・ブラックの3種類。 複雑な多面性が見せる無限---------女性としての貴方の分身のような存在になれたら。

BILLY STUDS Ⅱ ビリースタッズツー

客もまばらな場末のステージ。ピアノの切ないメロディに合わせ、彼女はバーボンを片手に歌い始めた。 これまでの歩みを色濃く映すそのハスキーな声がささやく。 誰の真似でもない。私は私--- デザイナー・タムラ トモは、架空の伝説的ジャズバーを舞台に咲く一輪の花にスポットを当て、 彼女の衣装をスタイリングするとしたら、というコンセプトでデザインしました。 傷つかぬよう鎧で身を固めながらも、時には甘えて心を許したくなる。 その相反する感情を、丸みを帯びたスタッズ、クールな黒とピュアな白のコントラストで表現。 今を生きる「ビリー」として。力強くも女らしく。 2018年コレクションに、ニューカラーで2019登場! スタッズのピッチやロゴを変え、新たに新色が加わりました。 2019は、丸みを帯びたスタッズ、優しいピンクとピュアな白。黒のときのコントラストとは対照的な「ビリー」を表現。 あなたの心に深く確かな鋲を打ち込む、トモコレクションのフィロソフィといえるコレクション。

CANVAS FLOWER キャンバスフラワー

デザイナー・タムラトモは、無数の名もなき花咲く地に佇んでいました。 目の前にあるこの瞬間の景色を、閉じ込めておきたい— 刹那、一枚の大きく真っ白な帆布を空高く広げ、花の大地を優しく覆いました。 風に翻ったキャンバスには、筆の跡を残した印象派の油彩画のような風景が切り取られていました。なんて、時には夢見心地のストーリーに酔いしれてみませんか。 ベースカラーは、ネイビー・グリーン・ブラックの3種類。 自然の美と想像力から生まれたケミストリー、ご堪能ください。

RETRO CHIP レトロチップ

色とりどり、形さまざまな無数の欠片たち。 当てはめてはほどき、その繰り返しによってぴったり組み合わさった一つの集合体の、なんと尊く美しいことか。 私たちにとって人生とは、どこかにある欠片を探す未完の旅なのかもしれません。 もしくは、自分自身が誰かの欠片(chip)で、見つけ出されるのをずっと待っている。 デザイナー・タムラトモは、今まで見つけてきた欠片に懐かしさと愛おしさをこめて、あるべき位置に並べました。 そして現れたのが「Retro chip」。 メインカラーは、ブルーグリーンとベビーピンクの2種類。 あなたの未来予想図は、どこまで形になっていますか。

NIRIN-BAORI Ⅱ ニリンバオリツー

「二人羽織」という伝統芸を、男と女、親と子、親友同士…悲喜こもごもの関係性に重ね、 寄り添う「二輪」のクレマチスと円満性を意味する番傘で表現したテキスタイル、「二輪羽織」。 2019年、ラベンダー・ティーグリーンの2種類のニューカラーで再登場。

BELLTESSEN Ⅱ ベルテッセンツー

好評だったテキスタイル「ベルテッセン」が、ニューデザインにてリバイバル決定。 「ベルテッセン」は、クレマチスの中で可憐な釣鐘型の花をつけるタイプを差します。 デザイナー・Tamura Tomoはその花を眺めていると、大好きな教会の鐘の音と荘厳な空気が身近に感じられると言います。 イギリスでバラは「キング」、クレマチスは「クイーン」と称されていることにインスパイアされ、ダイナミックに踊る流線形のつるに バラを絡ませました。 儚げな佇まいの中に芯の強さを感じさせる-現代を生きるたおやかな女性像と重ね合わせて。

ANGEL RHAPSODY エンジェルラプソディ

春の訪れを感じさせてくれる、白い卵型の花「木蓮」。 花びらを完全に広げずに斜め上向きに咲く姿は、まるでたくさんの白い小鳥が枝にとまって小休止しているよう。 その群れはいつしか一枚の天使の羽根になり、どこにでも自由に飛んでいく- デザイナー・Tamura Tomoは、この幻想風景に自らのルーツを象徴するチャームを溶け込ませました。 過去の化身であり現代にまでつながるギターと伝統的な市松模様を一場面に展開、「人は皆、潜在意識の中で 過去・現在・未来を自由に飛び回っている」様を表現しました。 ベースカラーはピンク・ホワイト・ブラック(白木蓮)の3種類。 自由奔放でいて秩序のある調べ、あなただけのラプソディを五感の全てで感じて。

BAMBOO STRIPE Ⅱ バンブーストライプツー

早朝の静謐とした空気の中、空高くまっすぐに伸びる無数の竹。 強い風や雨の中、凛として立つ強靭さとしなやかさを、日本の女性と重ね合わせる. デザイナーTAMURA TOMOは、NIPPONのストライプを創りたかったといいます。 身に纏うと、日本人の根底にある「和」を感じられる、きりりとした佇まいの美しいコレクションです。 2017年コレクションに、ニューカラーで2019年登場!

TWILL ツイル

ツイルとは生地の織り方の一つで、織り目が斜めになっている「綾織物」の事をいいます。 ちりめん織で、綾織りを表現・・・ 無地感覚で着ていただけるコーディネートしやすい柄ですが、無地よりも独特の立体感を演出。 「柄」であたかも別素材や別織物に見えるおもしろさをご体感ください。

COCKTAIL TREE カクテルツリー

ベースの酒にプラスするエッセンスによっては、無限の組み合わせで生まれるレシピ。 バーテンダーの知識と経験、感性によって、「甘味」「香り」「苦味」が混ざり絡み溶けて作り出される魅惑の液体。 デザイナー・タムラ トモは、そこに生命の樹を見出しました。「カクテルツリー」。 筆書きした繊細な葉が一本一本、杉綾のような模様を作り出しながら寄り添い、一本の幹となる。 幹が立ち並び、周りの空気となじみ、境界線がにじんでまた一つに束ねられる・・・。 刹那、また個性を発揮するかのように枝分かれし、各々の個性を放ち輝く。 ベースカラーはスイートピンク・アロマグリーン・ビターブラックの3種類。 春の足音が近づき感覚が研ぎ澄まされるこの時、一歩踏み出す勇気と力をくれるコレクションです。

FUR DOT ファードット

TOMO COLLECTIONでは、これまでも定番の柄「水玉」を独自の感性で再解釈し、発表してきました。 優美にリズムを刻む「Waltz dot」、花の形がいとおしい「Flower dot」・・・。 デザインの根底にあるのは、ドットには女性の笑顔が似合う、というタムラトモの想い。 そして今冬、とびきりハッピーな気分にさせてくれる新たな水玉がデビュー。 大小様々なもこもこのこのファードットは、見た目にも暖かくつい触ってみたくなる可愛さです。 ベースカラーは、ダークブルーとブラックの2種類。 凍てつく寒さに街に出る一歩を踏み出す勇気を、この服は与えてくれるはず。

PURE&LILY ピュアアンドリリー

デザイナー タムラ・トモは、百合特に白い百合の可憐な佇まいが美しくて好きだといいます。 人は、誰しも生まれた瞬間は、まっさらなキャンバスのように混じりけのないピュアホワイト。様々な経験や時間を 重ね、自分だけのカラーで描いていくのです。 もう一度、あの頃の何も染まっていない自分に戻れるとしたら。 「Love&Rose」に続き、TOMO COLLECTIONのアイコン的な存在が2019年花開きました。 ベースカラーは、グリーン・イエロー・ブラックの3種類。 凛として生きる現代の女性に寄り添うリアルクローズ。

CREPE TWEED クレープツイード

目の粗いざっくりとした厚手織物、「ツイード」。糸の節から生まれる霜降り模様が特徴です。 デザイナー・タムラ トモは、コレクションの基礎となるちりめん(クレープ)で全く新しい解釈のツイードを 作り上げました。 凸凹のシボから生まれる上質な光沢と、野趣あふれる糸目模様の表面効果のミックス。 エレガントでトラディショナル。それぞれが醸すイメージに包まれて。 ベースカラーは、オフホワイトとブラックの2種類。 ツイード発祥の英国では、一枚の服を身体に馴染ませて代々大切に受け継いでいといいます。 そのスピリットを、ぜひTOMO COLLECTION に袖を通すお1人お1人に感じていただきたい、という願いを込めて。

SHYLY ROSE シャリーローズ

トモコレクションには、「Love&Rose」という人気の柄があります。 陽気で快活、自信に満ち溢れた大輪の花は、身につける人もそれを目にする人にもエネルギーを与えてくれます。 対照的に今回、デザイナー・タムラトモが咲かせたのは、「恥ずかしがりやのバラ」。 愛の言葉をささやかれ、思わず頬を赤らめ身を焦がす・・・日本女性の、飾らずとも自然体なむたたずまいが一番美しく、 また可愛らしさを感じる瞬間。 このひとときに情緒ある色彩を見せてくれたバラ達を、親しみを込めて呼んでほしい。 「シャリーローズ」と。 油彩で筆の跡を残したような描き方で、色に奥行きと深みを与え立体感が生まれます。 カラーはブラックのベースにダークレッドの一種類。 内に秘めた情熱を、時には開放して。

TREMOLO RIBBON トレモロリボン

音楽用語でトレモロは「震える音」。単一の音や複数の高さの音を小刻みに繰返し、劇的に緊迫した感情を表現するため 効果的に用いられる演奏技法です。 人それぞれの強弱・幅の付け方次第で、奏でる音色は無限。 デザイナー・タムラ トモは、目で見ることができない数多の音の洪水を、一枚の布に描いて見せました。 ブリティッシュチェックの中に日本伝統の「組み紐」を絡ませた、新しい美の世界。 カラーはグレー×チェリーピンク、ダークグリーン×オレンジ、ブラック×ブルーの3種類。 「チェックは人生の足跡のように見えてくる」とデザイナーは言います。 それぞれに色づいたこの道は、どこまで続くのか・・・。ふとした時に交差して生まれるシナジーな発色。 一人一人の歩幅を大切に・・・。そしてサプライズな出逢いを楽しんで。

KASUMI カスミ

形のない事象を文様として具現化し、身近な存在とする。これこそが、古来より培われてきた日本的な感覚です。 「霞(かすみ)文様」もその一つ。 遠近感や時間の移り変わりを表現するのに用いられ、一つの模様の中でぼかしや区切りという相対する性格を持ちます。 デザイナー・タムラトモは、霞を直線の太さや間隔で現代的にアレンジ。 「春」を意味する柄を、あえて秋色で表現。 縦横に交差する線と色の境界は、はっきりしているようで曖昧。 カラーは、グレー、グリーン、ネイビー、ベージュの4種類。 「NEO JAPAN」。伝統と革新の融合への挑戦は続きます。

SECRET GARDEN シークレットガーデン

大輪の花々の帯が、秋の実り多い大地の向こう側までジグザグに続く様は、まるで一枚の美しい風景画。 ここは、私だけの秘密の花園---------シークレット ガーデン。 こっくりと深みのあるベースカラーに、シアーなレース調のバラをレイヤード。 一見クラシカルなボーダー柄ですが、間近に寄ると大人の気品漂う花園が・・・ 奥行きを感じさせるこの柄は、デザイナー タムラトモの情熱的なこだわりが。 カラーは、カーキ、キャメル、ブラックの3種類。 表と裏。力強さと繊細さ。女性の二面性という魅力をあますことなく引き出すTOMO COLLECTION MAGIC。

LOVE&ROSE Ⅱ ラブアンドローズツー

2018年春に登場し、即完売した「Love&Rose」シリーズ。 ご購入のお客様を虜に、また機会を逃されたお客様からは熱い要望をいただいてきました。 そして秋、アイテムのバリエーション豊かに再登場。 カラーは、大人気だったブラック×ビビッドレッドの他、新たにブラック×モカブラウンが加わりました。 すっきりとした落ち着きと、和やかな寛ぎの雰囲気を醸す大人の余裕が感じられます。 情熱と冷静----------どちらの女性になりたいですか。

SHELTY CHECK シェルティチェック

デザイナー・タムラ トモは幼少の頃、二匹のシェットランドシープドッグを可愛がっていました。 活発で感受性が強く、時に繊細な一面を見せるこの犬たちは、その長い名を縮めて「シェルティ」という愛称で親しまれています。 ブランド創生期に展開していたハウンドトゥース(T-006)を再構築。一つ一つのパーツを大胆に引き伸ばし、所々に「擦れ」を 描くことで、昔から愛されてきた定番柄だからこそ、オリジナルのストーリーを紡ぎました。 さらに女心をくすぐるスパイス、小さな白いハートを忍ばせ、メンズ寄りのイメージをフェミニンに昇華させました。 カラーは、ベージュ×オリーブ、グレー×ネイビー、ホワイト×ブラックの3種類。 TOMO COLLECTIONは、これからも唯一無二の作品をお届けします。

COSMO SYMPHONY コスモシンフォニー

一陣の風に吹かれたコスモスが、花びらを舞い散らせる。 その風に乗って浮遊する一枚一枚は、まるで六線譜の上を踊る音符の如く。 混沌として見える動きも、まとまり一つになると完成する壮大なメロディ。 まさに、コスモスの語源であるギリシャ語「COSMO」が、「宇宙」の「秩序」を意味するように。 デザイナー・タムラ トモのイマジネーションは、色・光・音が織り成す光景を、自然の奏でる交響曲(シンフォニー)へと昇華。 フレームに収まりきれない花吹雪を見ていると、ギターを感じるままに爪弾きなめらかな六本の線に向かう自分がいたという。 空中で重なった花びらをハート形に編曲(アレンジ)。 カラーは、ネイビー×グレー、ブラック×ホワイトの2種類。 優美で華麗な音色が聞こえてきそうな服に身を委ねれば、あなたも1人の貴婦人に。

BILLY STUDS ビリースタッズ

客もまばらな場末のステージ。ピアノの切ないメロディに合わせ、彼女はバーボン片手に歌い始めた。 これまでの歩みを色濃く映すそのハスキーな声がささやく。 誰の真似でもない。私は私- デザイナーTAMURA TOMOは、架空の伝説的ジャズバーを舞台に咲く一輪の花にスポットを当て、 彼女の衣装をスタイリングするとしたら、というコンセプトでデザインしました。 傷つかぬよう鎧で身を固めながらも、時には甘えて心を許したくなる。 その相反する感情を、丸みを帯びたスタッズ、クールな黒とピュアな白のコントラストで表現。 今を生きる「ビリー」として。力強くも女らしく。

STAINED CROSS ステンドクロス

ヨーロッパでは、13世紀から14世紀にかけてステンドグラスの技術が頂点を極め、ゴシック様式の大聖堂や邸宅を色彩と光で満たしてきました。 人々にとって、協会の窓はその美しさからなる神秘的なものであると同時に、映画館やテレビのように胸躍る存在だったのでしょう。 静寂と喧騒、質素と華美、伝統と流行…相反する2つの要素は、切っても切れない関係でもあります。 デザイナーTAMURA TOMOは、複雑に交差して模様を形づくる窓枠と、ガラスを通って乱反射する光の織り成すハーモニーをデザイン化しました。 ベースカラーはサニーピンク・アフタヌーンベージュ・メトロブルーの3種類。一日の光の差し方の変化を表現しています。 2面性ある女性は魅力的です。時につつましやかに、時に大胆に。いつもとは違う自分を、装いから。

GRACEFUL DANCE グレースフルダンス

爽やかな夏の風が通り抜ける山間に、人知れず咲く名もなき山野草。 小さな無数の花たちは、あおられながらも健気にむしろ楽しげに、身を任せて揺れ動いています。 自然のリズムに合わせ優雅に舞う姿は、いつ何時も清らかで美しい。 一枚一枚の花びらや葉、つぼみ、茎の流れに心を寄せ、一瞬の風景を切り取った花満開のコレクションが生れました。 ライトベージュにブラックメインの小柄と、ブラックにホワイトメインの小花が踊る2種類のカラー展開。 外で優しい風が吹いていたら、「グレースフルダンス」を着て、肩肘張らず自由気ままに楽しんで。 デザイナーTAMURA TOMOから現代を生きる全ての女性へのメッセージです。

HUG WRAPPING ハグラッピング

久しぶりに友人や恋人に会うときを思い浮かべてください。 胸が高鳴り、思わず抱きしめたくなる…この感情は男女問わずあるでしょう。 一期一会。ブランド創立以来、常にデザイナーの心に在る言葉です。 大切な人にいとおしく、包み込まれているようなやすらぎを届けたい- 定番のボーダーにうねりをプラス、優しくハグしているイメージで「主張するベーシック」を追求しました。 ベースカラーはネイビー、ベイビーブルー、ブラックの3種類、ボーダー部分はオフホワイト×ゴールドで共通です。 「おしゃれ」とは、自分自身はもちろん周りの人たち、通りすがりの人でさえ元気にしてくれます。 自信のもてない朝もそっと背中を押してくれる、心強いパートナーとして。

LOVE&ROSE ラブアンドローズ

数多ある花のなかでも薔薇というと誰にとっても特別な存在であり、その花言葉に魅せられる…『愛』。 愛と美の象徴として扱われる事が多く、古くから想いを寄せる人へ気持ちを伝える時に用いられています。 本数によっても違った花言葉を持っている、ロマンティックな花。 デザイナーTAMURA TOMOは、愛(Love)と薔薇(Rose)の蜜月な関係にインスパイアされ、 ポップなデザインと、なじむかつ際立つ配色にこだわりました。 カラーはネイビーにピュアホワイトの薔薇、ブラックにビビッドレッドの薔薇の二色展開。 みなさまに薔薇色の人生をという想いを込めて。

LUCKY ARROWS ラッキーアローズ

トモコレクション2018年の創作テーマは「詩仙ロマン」。 古き良き情緒あふれる時代に思いを馳せ、現代のリアルクローズに命を吹き込む- その第一弾となるのが、この「ラッキーアローズ」。 矢は、放つと一方向に真っ直ぐ伸び、戻ってはこないことから、縁起の良い柄として婚礼衣装に珍重されました。 また、魔を祓うという意味から、御殿に仕える女中の着物の文様にもなりました。 昔からファッションに馴染む意匠であった矢柄に、「幸福」を象徴するツバメが競うように飛んでいます。 ベースカラーはブラック、矢にはグレー・エメラルドグリーン・ピンクのロマンスカラーを使用。 旅立ちの春にふさわしく、ひたむきに頑張る全ての女性にエールを送ります。

FLOWER DOT フラワードット

トモコレクション立ち上げ時に展開、人気を博していた「フラワードット」の第二弾。 ベーシックなカラーに加え、春の装いに+したいパステルカラーが仲間入り。 「ラズベリー」、「ミント」、「モカ」、「ノアール」と、女性の大好きなスイーツを連想させるバリエーション。 ほのかに甘い香りが漂ってきそうな、スイートなコレクション。 日常のカラーパレットに乙女心を添えて。

NIRIN-BAORI ニリンバオリ

「二人羽織」という伝統芸をご存知ですか。 寄席演芸で行われる芸の一つで、袖に手を通さず羽織を着た人の後ろから、もう一人が中に入って袖に手を通し、 前の人に飲食をさせるもの。 見当違いの動きにはらはらしながらも笑いを堪えることができない、上手にやるよりも「失敗」を楽しむのが妙。 男と女、親と子、親友同士…悲喜こもごもの関係性に重ねたくなってしまう。  -お互い分かり合っているつもりでもすれ違うこともあるでしょう。 いつもいいことばかりとは限らない、それも人生。 笑顔で許しあうことが出来れば、また二人の楽しい明日が待っている- そんな二人の関係性を、寄り添う「二輪」のクレマチスで描き、”笑い会えば傘開く”という円満正を意味する番傘が 優しくその姿を差し出しています。 ベースカラーは「艶紺碧(つやこんぺき)」と「霧真純(きりますみ)」の2種類。 デザイナーの作った色言葉です。

BELLTESSEN ベルテッセン

「ベルテッセン」は、クレマチスの中で可憐な釣鐘型の花をつけるタイプを差します。 デザイナーはその花を眺めていると、大好きな協会の鐘の音と荘厳な空気が身近に感じられると言います。 イギリスでバラは「キング」、クレマチスは「クイーン」と称されていることにインスパイアされ、 ダイナミックに踊る流線形のつるにバラを絡ませました。 儚げな佇まいの中に芯の強さを感じさせる-現代を生きるたおやかな女性像と重ね合わせて。 マルチカラーの花模様を鮮やかに映し出すため、ベースカラーはブラックとオフホワイトの2種類でシンプルに。 漆黒の闇の中でも、あるいは神秘的な白夜の下でも、その存在は色あせることなく神々しいまでに美しい。 凍りついた冬の街に彩りを添える、優美でロマンティックなコレクションです。

DIAMONDCREST ダイヤモンドクレスト

染め・織りで遊ぶ、という原点に立ち返った今回。 「TAMURA TOMO」のイニシャルであるTを二つ組み合わせたロゴを無数に連ね、一本の強くしなやかな糸を紡ぐ。 丁寧に一針一針キルティング(刺繍)したかの如く、無数のダイヤ模様が輝きを放つ。 カラーはブラック×ホワイトと、ベージュ×ブラウンの二種類。 1950年代の懐古的で優雅なレトロスタイルに思いを馳せて。 ダイアモンドクレスト(ダイヤの紋章)という名の、トラッドの香り漂う格調高きコレクションです。

CHAIR CHECK

昼下がりのオープンカフェに置かれた小粋な椅子。台座や背もたれの網目模様が目を引いていました。 通りを行き交う人がいつか腰掛けてくれるのを待ちわびているかのように… ある日デザイナーは思いました。 「こんなに素敵な椅子がここだけでしか見る事ができないのはもったいない。 人に纏わせてもっと自由に、もっといろんな場所でその存在・エッセンスを感じて欲しい。」と。 椅子は、ただそこに「在る」時は単に美しいだけのオブジェ。 人が座ったり物が置かれたときに初めてその存在価値が意識され、人や物はその美しいフォルムやテクスチャーに よって自身の魅力が引き出され輝きを放つ- カラーは、ベースがホワイトで無彩色のみのパターンと、ベースがレッドで無彩色とアクセントにイエローを使用したパターンの2種類。 組み合わせや関係性によって生まれる新たな「美」を追求した、リアルクローズです。

PASSIONPAINT パッションペイント

真っ白なカンバスに向かい、心の赴くままに筆をサッと走らせ、色で埋め尽くす—。 そんな瞬間的な情熱が生んだ線と面の芸術を表現しました。 そのときそのときに現れる美を大切に、「まだら」や「むら」を意図的に、まるで筆跡のように残した手作業ならではの染めの醍醐味。 完成した絵に画家がサインを施すがごとく、ブランドロゴをポイントで配しました。 コンテンポラリーアートを身に纏うような感覚を味わえる、スタイリッシュなコレクションです。

CHOCOLAT PALETTE ショコラパレット

パリの戓る裏通りにある石畳の小道。数千年もの間、数え切れない人々や馬車が行き交い、歴史や文化を刻んできたプロムナード。 一つとして同じ形や色のないかけらたちの集合体が生み出す力強い造形美。 デザイナー、TAMURA TOMOはこの石畳にインスパイアされ、無数の小さな四角形をモザイク状に配置。 秋深まる町並みに映える、こっくりと深みのあるカラーパレットで彩りを添え、落ち着いた雰囲気を醸しながら さりげなく個性を主張します。所々にしのばせたリボンは、路地裏で時間を忘れて遊んでいた少女時代のノスタルジーを表現。 カラーは、ブラウン系、グリーン系、ネイビー系の3種類。 色彩の魔法にかけられて- レトロクラシックスタイルの完成です。

BAMBOO STRIPE バンブーストライプ

早朝の静謐とした空気の中、空高くまっすぐに伸びる無数の竹。 強い風や雨の中、凛として立つ強靭さとしなやかさを、日本の女性と重ね合わせる. デザイナーTAMURA TOMOは、NIPPONのストライプを創りたかったといいます。 カラーはフォレストグリーン×レッド、ネイビー×ブラウンの2種類。 深まりゆく秋にふさわしい、こっくりと深みのある色合わせ。 身に纏うと、日本人の根底にある「和」を感じられる、きりりとした佇まいの美しいコレクションです。

SHEPHERD CHECK シェパードチェック

シェパードは「羊飼い」のことで、本来はスコットランドの羊飼いの着ていた、白と黒の綾織チェック柄をいいます。 片方の格子が斜めのストライプになっているのも、シェパードチェックの特徴です。 定番といえるこの柄を、TOMO COLLECTIONでは格子のサイズを少し大きく取り、ストライプのラインも太くして再構築しました。 シンプルなパターンですが、より大胆にグラフィックが強調され、個性を引き立てます。 カラーはホワイトをベースにブラックとモカブラウンの2色展開。 夏本番を前に、爽やかで若々しいコレクションをお届けします。

TRICOLORE AMIE トリコロール アミ

「トリコロール」はフランス語で「三つの色」、「アミ」は「仲間」という意味です。 色は、混ぜたり重ねると別の色に変化しますが、隣同士に置くと各々の個性を発揮しながら互いを引き立てあいます。デザイナーTAMURA  TOMOは、大切な仲間が結束してより力強く前進していく様子を、3つのラインを基本とした柄を 生み出しました。 まばゆい光線を思わせる、どこまでも届きそうな直線のつながりは、クラシックな香りとともに身に纏うと凛とした雰囲気に包まれます。 目もくらむような強烈な日差しの中でも存在感を放つ、エネルギッシュなコレクションです。

LILAC FIELDS ライラック・フィールズ

花言葉に“想い出”や“友情”“無邪気”など、快活なイメージが多いのは、フランスでライラックが青春のシンボルとされていたことや、花びらがハートの形をしていたことからきています。 ライラックの花びらは通常4枚ですが、5枚の花を見つけたとき、誰にも言わずにその花を飲み込むと、愛する人と永遠に過ごすことができる、という言い伝えのあるロマンティックな花です。デザイナーTomoTamuraは、密かにこの幸福の5枚の花を、ライラックの花畑に咲かせました。 スイートでガーリー、心浮き立つ初夏のホリデーを過ごすのにピッタリなコレクションです。

CAMELLIA LINE カメリアライン

凛とたたずむ花、椿。ヨーロッパでは19世紀にブームが起こり、社交界の女性たちは皆争て椿の花を胸に飾ったといわれています。日本では桃山時代の辻が花染め、江戸時代の能装束や友禅染の小袖にモチーフが多用されていました。古代から人びとを魅了し、「日本のバラ」と称される椿をモダンにアレンジし、「和の華を纏う」が如く、日常の装いに凛とした空気感を醸し出すコレクションを展開いたします。ガーランド(花綱)のように椿の花々が優美な流線形を描いて咲き誇るさまを丹念に染め上げ、「カメリア・ライン」と名付けました。

WALTZ DOT ワルツ・ドット

少しづつ暖かくなるにつれて過ごしやすい気候になり、日々の生活リズムも変化する季節― 春。力強い生命の息吹、浮き足立つ高揚感…をドットで表現しました。大小のドットが1,2,3♪とリズムを刻んでいるように見え、またワルツが円を描くような踊りであることから「ワルツ・ドット」と名付けました。 ワルツ・ドットの服を着て鏡の前に立った時の胸の高鳴り、一歩外に出てると自然と3拍子の鼻歌が出てくるような華やいだ瞬間。そんな女性の幸福なひとときに寄り添います。

CHEVRON DOT シェブロン ドット

ヨーロッパでは古くから紋章の図案として馴染みのある「Chevron-シェブロン-」。ラテン語で「山羊」という意味の山形の模様は、軍服の紋章や、警官の制服につけるバッジのモチーフに使用されていました。勇壮なイメージを持つシェブロン柄に、女性的な甘さを印象付けるドット柄を組み合わせ、凛々しさと可憐さの二面性を表現しました。

NEO TRIBAL ネオトライバル

“トライバル“とは古くから民族を表す模様として知られ、そこには「自分をより魅力的にみせるため」の自己表現の象徴という秘めたる意味も込められています。 偶然ではなく必然的にモチーフをずらして創られた‟新たな曲線”と、“新しい(NEO)自分”の魅力を惹きだす、という二つの切り口から、伝統的な柄を進化させました。

ROAD CHECK ロードチェック

公園のベンチから見る景色を切り取り、柄として表現。人や動物の足跡、人々が交差しながらすれ違う何気ない日常の中で、‟人と自然が創る情景美“をイメージしたので、子どもたちの笑い声、恋人たちの優しい声が溢れるあたたかな日常に調和する柄です。

ONE MILE BAG ワンマイルバッグ

1mile(=約1.6km)圏内のお出掛けに最適のバッグです。 ご近所へのお買い物、公園へのお散歩、ランチバックとして… 「ちょっとした外出」にピッタリのサイズで展開しています。